【実話】予算の3倍の商品を買ってしまったアンカリング効果
“この財布10万円です”
だいぶ前の話ですが、
お店で財布を見ていました。
私は長財布を使っているのですが、
だいぶ古くなってきていたので
丈夫で長持ちする新しい財布を
探していたところでした。
所持金が少なかったので
5,000円以内で買いたいと
思っていました。
丈夫で長持ち、カッコいい
という条件を満たす財布があり、
「この財布は10万円です」と
定員さんが教えてくれました。
めちゃくちゃカッコ良かったのですが、
5,000円予算と思っている自分には
購入の検討の余地もなく、、、
店員さんから逃げるように店を出ました。
その翌日に違う店に行くと、
昨日の10万円で売っていた財布と
似ている財布が売っていました。
「どうせ高いんだろうな、、、」
と値札を見たら15,000円+税
「安い!」と衝撃を受けました。
。。。
15,000円の財布は即買ったのですが、
もし、前日に10万円の財布を
見ていなかったら15,000円でも
「高い」と感じていたと思います。
(予算5,000円予定だったので、、、)
なぜ、15,000円が安いと
思ってしまったかと言うと、
アンカリング効果ですね。
事前に与えられている数字の情報で、
値段を見た時の感じ方が違います。
セールス時によく使われる、
「通常〇〇円の所、本日は〇〇円」
というのもアンカリングです。
このアンカリングを上手く使うと、
あなたの商品を「安い」と思ってもらって
お客さんに購入してもらえるわけですが、
アンカリング=セールスの時使う
と思っている人が多いです。
確かにセールスの時も使うのですが、
対面セールスであれば第一声から、
動画セールスなら冒頭から、
レターで売るなら一文字めから
アンカリングは始まっています。
対面セールスを例に出すと、
雑談、本題、セールスと
話を進めるとしたら、
雑談の所からアンカリングを
していく必要があります。
やることは簡単で、
最終的に売りたい商品価格より
大きな数字の話をします。
売りたい商品価格が15,000円なら
その金額よりも大きな話をします。
「私の家3,000万円だったんです。」
「このコート10万円なんです。」
とか、関係ない話だとしても、
必ず商品価格よりも大きな数字の
話をしていきます。
逆に小さな数字の話は避けます。
このようにセールスより前から、
アンカーを設定していくことで
最終的に「安い」と感じてもらい
商品購入に結びつけることができます。
使うのは簡単なので試してみてください。
ちなみにアンカリングは
「数字」だけではないので、
その話は今度書きますね。
今日も最後までお読みいただき
ありがとうございます。
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